2018年2月5日月曜日

能楽に学ぶ腰痛改善法









皆さんは能楽というものをご存知でしょうか?








お面を被ってL字型の舞台で舞うというようなイメージがあると思います。

人物でいうと野村萬斎さんが有名でしょうか。



この能を舞う方を能楽師と呼ぶのですが、実は70代、80代の方が結構多いのです。

能楽師が能を舞う際に着る服は場合によっては20kgにも達します。

20kgの衣装を着て高齢になった自分が舞うことができるか。私はできません。。


それがなぜできるのかということですが、重要なのは「大腰筋」という筋肉を使えているかどうかです。
大腰筋を使えていないと、腰痛の原因になりやすいんです!




大腰筋は図の水色で示した場所にあります。腰骨の横から、脚の付け根の内側まで走行しています。


大事なのは大腰筋を使えるようになることでどんなメリットがあるかですね。


 ①人間の身体の土台である骨盤、腰椎が安定することで、体全体のバランスが向上する

 ②腰骨を反らせることで姿勢が良くなる
 ③足がスムーズに出るため、躓かなくなる
 ④大腰筋由来の腰痛が改善する


現代の生活スタイルでは座っている時間が長いため、この大腰筋は常に短縮する位置にあり、強張りやすく上手く使えていないのです。

そのため、腰椎にストレスがかかり、腰痛になったり、腰骨が動かないことで、上に乗っている肩や首に負担がかかり、そちらに痛みが出ることもあります。




大腰筋のことはわかったけど、何をすれば大腰筋を使えるようになるのでしょう?
結局辛い筋トレなんでしょ?と思ったあなたに朗報です。



大腰筋は鍛える必要はありません。



まずは存在を知って、これからご紹介する足振りを行ってもらうだけで効果があります。


足振りを行うのには10cmほどの台が必要です。全体重を乗せても大丈夫な安定したものを用意してください。

台の位置ですが、台に乗った時に壁に手が着くところに置きましょう。できれば廊下などで両手が着くところがベストです。

さあ、準備は整いました。片足を台に乗せます。姿勢はまっすぐ。その状態で乗せていない足を前後に振ります。大事なの脚の付け根からグイッと前に振ることです。決して膝に力を入れないこと。膝に力が入ると太ももの前についている大腿四頭筋を使ってしまいます。小股くらいの振り幅で良いので、一秒に1往復のイメージでやると良いです。1日一回でも効果はあります。毎日続けることが大事です。
私も毎日やってます。

最初は片脚だけやって、台から降り、真っ直ぐに立ってみましょう。そうすると足振りをやった側だけ足が伸びている感覚があれば成功です。必ず両脚やりましょうね。


今回は腰痛の原因になりやすい大腰筋の使うための方法「足振り」をご紹介しました。



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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