「あくび」と「ため息」どちらが体に悪いと思いますか?
どちらも呼吸と関係していて、上司の前でやったら怒られるというのは共通しています。
ちょっと考えて見ましょう。
・・・
はい、なんとなく選べましたか?
ではどちらが体に良いのか、私の過去の経験から紐解いていきましょう。
私は以前仕事のことで思い悩み、鬱に近い状態になったことがあります。
その時には何にも食べたくない時もあればめちゃくちゃに食べる時もあるし、
全く眠れないこともあれば、休みの日などずっと寝ていたり。。
非常にバランスの悪い生活をしていました。というかそれしかできなかった。
そして、常にため息をついていました。
気がつくとしているのです。気づかぬうちに。
思いつめて思いつめて、
ある時爆発して、どうしようもなくなってその仕事を辞めました。
もしかしたら同じような経験をされている方もいるかもしれません。
呼吸のことを学んでいる今の自分からこの時の自分を見てみると、
はっきりと違うところが一つあります。
呼吸が浅い。
その時の自分はまるで忍者かのように、「息を殺して」生活していました。
息を殺すとまるで自分がそこにはいないようにできるというような感覚があったのです。
ため息をする前って、どうなっているかわかる方いますか?
実は息を止めているか、か細い呼吸を繰り返しています。
その時体はめちゃくちゃ緊張しています。筋肉がガチガチになって、
動き、もっと言えば初動がすごく遅いです。当然ですよね。ガチガチだから。
はい、スマホで見ている人も、パソコンで見ている人も、
あと数行読んだら一度画面から目を離してください。
今あなたの呼吸はどうですか?浅くないですか?
実はスマホやパソコンを見ているときはすごく呼吸が浅くなって緊張しています。
呼吸の大切さをお伝えしているのに、それを見ている時に浅い呼吸になっていては申し訳がありません。
一度深呼吸して肩でも回してくださいね。
・・・では戻ります。
異常なストレスがかかっている人は呼吸が浅くなります。そして体にも過緊張という状態で現れてきます。ため息はそういう状態の時に現れます。
もう答えは明白ですね。
ため息は絶対に悪いです。
ため息ばかりしている人は、とりあえず深呼吸してください。
私のように爆発する前に、息を取り戻してください。
では、あくびは体には良いのか?
いまだにあくびがなぜ起こるのかということははっきりしていないそうです。
ある研究ではあくびが脳の温度を下げるという結果が出ているそうです。血流を促し、温かい血液を排出するのだとか。
まだまだ謎が多いです。
経験則から言えば、あくびをすると、息をものすごく吸って、ものすごく吐きます。
これはため息の状態と違って深い呼吸になっています。
さらにあくびと同時に手足伸びません?
それが縮こまった体をストレッチしています。
ガチガチをゆるゆるへってことですね。
今日は「あくび」VS「ため息」をお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
0 件のコメント:
コメントを投稿